体内で遺伝子を編集する治療、世界で初めて第3相成功(Intellia)
体内で直接、遺伝子を編集する治療がついに臨床第3相で成功しました。Intellia社が発表した、世界初の「インビボ(体内)ゲノム編集」の大規模試験データです。
【どんな治療か】
対象はHAE(遺伝性血管浮腫)という、突然むくみの発作が起きる難病です。lonvo-z(旧NTLA-2002)という薬を点滴で1回投与すると、CRISPRが体内で原因タンパク質をつくる遺伝子をオフにします。患者の細胞を体外で操作するのではなく、体の中で直接編集する点が「世界初」とされる理由です。
【結果】
発作の回数が約87%減少。さらに、投与を受けた患者の62%は、予防薬を使わずに発作ゼロの状態になりました。1回の治療で長く効くことが期待されています。
【今後】
Intellia社は承認申請(ローリングBLA)を開始し、2027年前半の米国での発売を目標としています。日本での展開時期は未定です。
インビボ編集が第3相で結果を出したのは初めてで、他の遺伝病への応用も注目されています。
出典:Intellia Therapeutics(IR、2026年4月27日発表)
※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。
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