経口GLP-1の次世代品、来年あたりから一気に出てくると聞いたのですが、製剤技術はどこまで進んでいますか
皮下注射のGLP-1は世界中で品薄が続いていますが、経口版が本格的に普及すると患者の継続率が大きく変わるはずです。
問題はバイオアベイラビリティで、ペプチド製剤を腸管から吸収させる吸収促進剤(SNAC等)の特許が次々と切れ始めると、ジェネリック寄りの後発も視野に入る、という見方もあります。
製剤技術的に「次の壁」がどこにあるのか、現場でこの領域を見ている方の感覚を伺いたいです。
SNAC技術は確かに特許がいくつか切れ始めていますが、製剤の安定性と腸内環境による吸収のばらつきがまだ大きいので、ジェネリック化までには第二世代の吸収促進剤がもう一段必要だと思います。
Novoの経口セマグルチドが日本でも処方しやすくなってから外来でも選択肢が広がりましたが、空腹時投与の制約が患者さんに伝わりにくいです。次世代品はこの制約が緩和されるかどうかが現場の関心事です。