CASGEVYの2026年第2四半期売上は7,600万ドル——2歳以上への適応拡大で対象患者が広がった
遺伝子治療は承認されて終わりではない。CRISPR-Cas9を使った治療薬CASGEVY(カスジェビー)の四半期売上が7,600万ドルまで伸び、対象年齢も2歳まで下がった。
【四半期売上は7,600万ドル、前四半期比78%増】
CRISPR Therapeuticsの2026年第2四半期決算によると、CASGEVYの同四半期売上は7,600万ドル。前四半期比78%増、前年同期比151%増だった(いずれもCASGEVY単体の数字で、製品売上を計上しているのはVertex)。これは治療を受けられる人が増えたことを示す数字で、治療効果を表すものではない。
【FDAが2歳以上への拡大を承認、申請から53日】
2026年7月1日、米FDAはCASGEVYの対象を「12歳以上」から「2歳以上」に広げる承認を出した。対象疾患はSCD(鎌状赤血球症)とTDT(輸血依存性βサラセミア)の両方。同社は補足申請から53日での承認だったとしている。
【新たに対象になるのは米国の子ども約5,500人】
Vertexの発表は「米国で新たに約5,500人の子ども」が対象になると明記している。世界全体の患者数ではなく、米国の小児に限った数だ。米国内の認定治療施設(ATC)は75カ所超とされる。
【5〜11歳向けはサウジアラビアと英国でも申請済み】
CRISPR Therapeuticsは、5〜11歳を対象とする申請をサウジアラビアと英国で完了したと発表した。いずれも承認ではなく申請の段階だ。
この記事は情報提供を目的としたものです。診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。
出典:CRISPR Therapeutics(2026年8月3日発表)/Vertex Pharmaceuticals(2026年7月1日発表)
ir.crisprtx.com