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体内で遺伝子を編集する治療、世界で初めて規制申請へ

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Potione編集部

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💊新薬開発·Potione編集部·1日前

世界初、iPS細胞の治療薬が承認 パーキンソン病と心不全に

日本が、iPS細胞から作った治療薬を世界で初めて「製品」として承認しました。2026年3月6日、厚生労働省が2種類を条件付きで承認したものです。 【承認された2つの治療】 ひとつはパーキンソン病向けの「アムチェプリー」。住友ファーマなどが開発し、iPS細胞から作った神経のもとになる細胞を脳に移植して、動きにくさの改善をめざします。京都大学病院での臨床研究がもとになっています。 もうひとつは重い心不全向けの「リハート」。大阪大学発のクオリプスが開発しました。iPS細胞から育てた心臓の筋肉細胞をシート状にして、弱った心臓の表面に貼りつけます。 【どういう意味を持つのか】 iPS細胞は、京都大学の山中伸弥さんが発見し、2012年にノーベル賞につながった技術です。発見から約20年、研究段階を越えて、患者に届く「承認薬」として実用化される段階に入りました。 【今後の見通し】 今回は限られた臨床データでも早期に使えるようにする「条件付き・期限付き承認」です。今後さらにデータを集めて、正式承認をめざします。実際の治療は、早ければ2026年夏ごろに始まる見込みと報じられています。 出典:Science Japan(科学技術振興機構)、住友ファーマ発表、Science ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

www.science.org

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·3日前

Beam、PKU向け体内ベース編集「BEAM-304」がFDAの治験許可を取得

Beam Therapeuticsが、フェニルケトン尿症(PKU)を対象とした遺伝子編集治療「BEAM-304」について、FDAから治験開始の許可(IND)を得ました。 【PKUとは】 フェニルアラニンという物質をうまく分解できない、生まれつきの代謝の病気です。患者さんは血中にこの物質がたまるのを防ぐため、たんぱく質や食事を生涯にわたって厳しく制限する必要があります。日々の食事管理は大きな負担になりがちです。 【どんな治療か】 BEAM-304は「ベース編集」という技術を使います。DNAを切らずに、たった一つの塩基(遺伝情報の最小単位)だけを書き換える方法で、第1世代のCRISPR-Cas9より精密だとされます。点滴で肝臓の細胞に届け、体の中(in vivo)で原因となる変異を直接修正することを目指します。 【なぜ注目されるか】 細胞を取り出さず体内で編集する点と、原因そのものに働きかけ食事制限からの解放を狙う点が特徴です。Beamは肝臓を標的とする体内ベース編集を、複数の病気に広げる土台と位置づけています。 ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。 出典: Beam Therapeutics / CRISPR Medicine News(2026-06-18)

News: Clinical: Beam Advances Base Editing For PKU - CRISPR Medicine

Beam Therapeutics has received U.S. FDA clearance of its Investigational New Drug (IND) application for BEAM-304, an in vivo base-editing therapy for phenylketonuria (PKU). The programme is notable for its platform-based strategy, in which multiple mutation-specific editors are intended to be developed within a single clinical framework.

crisprmedicinenews.com

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·4日前

体内で遺伝子を編集する治療、世界で初めて規制申請へ

遺伝子治療の世界で、新しい節目が訪れました。 米Intellia社が、体内(in vivo)でCRISPRを使う治療薬「lonvo-z」について、FDAへの申請手続き(ローリング提出)を始めたと発表しました。承認されれば、体の中で直接遺伝子を編集するタイプとしては世界初の薬になります。 【これまでとの違い】 すでに承認されているCASGEVYは、患者の細胞を一度体の外に取り出して編集する「体外(ex vivo)」方式でした。今回のlonvo-zは注射で体内に届け、肝臓の中で直接編集します。入院や複雑な処置が要らない点が大きく異なります。 【対象の病気】 遺伝性血管浮腫(HAE)。顔や喉、おなかが突然腫れる発作をくり返す、まれな遺伝性の病気です。 【臨床試験の結果】 第3相試験で、発作が平均87%減ったと報告されました。一度の投与で長く効くことが期待されています。 体外編集の次は体内編集へ。遺伝子治療が新しい段階に入りつつあります。 出典: Intellia Therapeutics (2026-06-13) ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

ir.intelliatx.com

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·6月26日

プライム編集が初の患者治療へ — 慢性肉芽腫症でFDAが「RMAT」指定、効果は6カ月維持

プライム編集とは、DNAを切らずに「検索して書き換える」第2.5世代の遺伝子編集技術です。従来のCRISPR-Cas9(第1世代)がDNAを切断するのに対し、より精密に塩基配列を書き換えられると期待されてきました。 【何が起きたのか】 米Prime Medicine社は、慢性肉芽腫症(CGD)の治療薬候補「PM359」について、米FDAから再生医療先端治療(RMAT)の指定を受けたと発表しました。RMATは有望な再生医療を優先的に審査する制度です。 【慢性肉芽腫症(CGD)とは】 免疫細胞が細菌や真菌をうまく殺せず、重い感染症を繰り返す遺伝性の難病です。PM359は患者自身の造血幹細胞をプライム編集で修正し、体に戻す仕組みです。 【臨床での手応え】 初期の臨床試験では、治療を受けた患者で編集された細胞が定着し、効果が約6カ月維持されたと報告されています(NEJM掲載)。プライム編集が実際の患者治療に進んだ初期の例として注目されています。 【出典】 ・Prime Medicine プレスリリース(2026年6月22日) ・The New England Journal of Medicine 本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

Prime Medicine Receives U.S. FDA Regenerative Medicine Advanced Therapy (RMAT) Designation for PM359 for the Treatment of Chronic Granulomatous Disease (CGD)

-- RMAT designation granted based on Phase 1/2 clinical data, including results previously published in The New England Journal of Medicine, demonstrating...

www.globenewswire.com

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💬総合・雑談·Potione編集部·6月23日

巨額マネーが集まる「長寿医療」、いま臨床で問われる本当の実力

【見出し】テック富豪が賭けた「老化を治す」研究 ベゾス、アルトマン、ミルナー — シリコンバレーの大富豪たちが数十億ドルを投じてきた抗老化・長寿研究が、ようやく実際の治験データで評価される段階に入りました。 【見出し】何が起きているか 細胞リプログラミング(細胞を若い状態に巻き戻す技術)や、老化した細胞を取り除くアプローチが、動物実験から人での試験へ移りつつあります。Life Biosciences社は2026年6月、視神経の細胞リプログラミング治療で初めて患者への投与を行ったと公表しました。 【見出し】期待と現実のギャップ 巨額の資金に対し、人で「寿命が延びた」「老化が逆転した」と証明した薬はまだ存在しません。安全性の確認も始まったばかりです。マウスで効いても人で同じ結果が出るとは限らず、長寿の検証には長い年月がかかります。 【見出し】注目したい点 資金とハイプが先行してきた分野だからこそ、これから出てくる臨床データを冷静に読む目が問われます。 ※この記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。 出典: Axios(2026-06-18)、Silicon Canals、Life Biosciences発表

www.axios.com

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🛡️予防医学·Potione編集部·6月22日

「老化を巻き戻す」細胞リプログラミング、世界初の人体試験がFDA承認

老化した細胞を若い状態に戻す——SFのような発想が、ついに人の体で試されました。 【何が起きたのか】 米Life Biosciencesが、細胞リプログラミング技術を使った世界初の人体臨床試験について、FDA(米食品医薬品局)から治験開始の承認(IND clearance)を取得しました。対象は開放隅角緑内障やNAION(非動脈炎性前部虚血性視神経症)など加齢に伴う視神経の病気で、薬剤「ER-100」を用います。患者の組み入れはこれから始まる段階で、実際の投与結果はまだ報告されていません。 【リプログラミングとは】 京都大学の山中伸弥教授が見つけた「山中4因子」は、成熟した細胞を初期状態に戻す遺伝子のセットです。今回はそのうち3因子(OSK)だけを使い、細胞を完全に初期化せず、若い頃の働きに近づける「部分的リプログラミング」を狙います。動物実験では視神経の機能回復が報告されてきました。 【なぜ注目か】 これまで老化研究の多くは培養細胞や動物の段階でした。今回は、その仕組みを人で検証する道が初めて公式に開かれた一歩です。安全性と効果はこれから始まる試験で確かめられます。 出典:Lifespan.io(2026年2月6日) 本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

First Human Cellular Reprogramming Trial Cleared by the FDA

Life Biosciences' trial of cellular reprogramming aimed at age-related vision diseases has received a go-ahead from the FDA. We spoke with the company’s CSO.

lifespan.io

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·6月19日

プライム編集が「体内投与」へ初挑戦、ウィルソン病で臨床試験承認

プライム・メディスン社が、遺伝子編集治療「PM359」をウィルソン病の患者に投与する臨床試験について、ニュージーランドで承認を得たと発表しました。 【プライム編集とは】 プライム編集は、DNAを「検索して書き換える」第2.5世代の遺伝子編集技術です。CRISPR-Cas9(第1世代)がDNAを切断するのに対し、プライム編集は狙った場所をピンポイントで修正でき、より精密だとされています。 【今回の節目】 これまで多くの遺伝子編集治療は、いったん体外に取り出した細胞を編集して戻す方式が中心でした。今回は薬剤を体内に直接投与する「in vivo(体内)」型の臨床試験。プライム編集が体内投与の段階に進むのは初めてとされ、技術の実用化に向けた一歩と位置づけられています。 【ウィルソン病】 体内に銅がたまって肝臓や脳に障害を起こす遺伝性の難病です。 臨床試験はまだ初期段階で、安全性や効果はこれから確かめられます。 出典:StockTitan(2026年) 本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

Prime Medicine clears first in vivo gene-editing trial for Wilson disease

Medsafe cleared PM577a for a global Phase 1/2 study in adults and adolescents. Prime Medicine expects to start in H2 2026 and share data in 2027.

www.stocktitan.net

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·6月18日

体内CRISPRが世界初の第3相成功、遺伝性血管性浮腫で発作87%減

Intellia社の遺伝子編集薬「lonvo-z」が、世界で初めて体内CRISPRとして第3相試験(HAELO)で主要評価項目を達成しました。 対象は遺伝性血管性浮腫(HAE)。突然全身がむくみ、喉に出ると命に関わることもある、原因不明の腫れを繰り返す難病です。 【結果のポイント】 ・月あたりの発作が平均87%減少 ・患者の62%は発作も追加治療もゼロに これまでのCRISPR治療は、体外で細胞を取り出して編集する方式が中心でした。今回は体の中に直接届けて編集する「in vivo(体内)型」。その方式で第3相を成功させたのは世界初です。一度の投与で効果が長く続くと期待されています。 IntelliaはFDAへの承認申請を順次提出中(ローリングBLA)で、2027年前半の承認・販売開始を目標にしています。 この記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。 出典:TipRanks (2026年)

www.tipranks.com

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·6月16日

ヒト受精卵で「精密な」ゲノム編集に世界初成功——ただし倫理の壁は高くなった

コロンビア大学のディーター・エグリ博士らのチームが、ベースエディティング(塩基編集)でヒト受精卵の遺伝子を、従来のCas9で起きていた染色体異常なしに書き換えることに成功したと報告した。 【何をしたのか】 標的は二つ。心疾患リスクに関わるPCSK9と、胎児型ヘモグロビンを制御するHBG1/2。Cas9はDNAを切断するため大きな染色体の欠失や再配列を招きやすいが、ベースエディティングはDNAを切らずに一塩基だけを書き換えるため、こうした損傷を避けられたという。 【ここがすごい】 これまでヒト受精卵でのCRISPR編集は「狙った場所以外も壊す」問題が繰り返し指摘されてきた。今回はその主要な懸念の一つを技術的に乗り越えた点で、研究者の間で大きな前進と受け止められている。 【残された課題】 一方で限界も見えた。胚の細胞すべてが均一に編集されない「モザイク現象」や、想定外の場所が変わるオフターゲットが依然として残る。臨床応用にはほど遠い。 【倫理の論点】 編集した受精卵から子どもが生まれれば、その変化は次世代へ受け継がれる。今回の精密さは、本来慎重であるべき生殖細胞系列編集の「商業化」を早めかねない、と複数の専門家が警鐘を鳴らしている。技術が進むほど、どこで線を引くかという議論は重くなる。 情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。 出典:Nature, C&EN, CRISPR Medicine News(2026年6月)

Precise genome editing of human embryos triggers praise and alarm

The ‘base editing’ technique that researchers used is far from ready for the clinic, but critics worry that it will spur a rush to commercialize the approach.

www.nature.com

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💬総合・雑談·Potione編集部·6月12日

老化を「逆転」させる研究に巨額マネー、NewLimitが435億円調達

細胞の時計を巻き戻す——そんな研究に大手製薬マネーが流れ込んでいます。 【何が起きた】 老化逆転を目指すバイオ企業NewLimitが、約435億円(3億ドル)を調達したと発表しました。共同創業者らに加え、製薬大手イーライ・リリーも出資に参加しています。 【何の技術か】 土台にあるのは「山中因子」。皮膚などの細胞を初期化してiPS細胞を作る、ノーベル賞の技術です。NewLimitはこれを応用し、細胞を完全に初期化せず「若い状態」へ少しだけ戻すことを狙います。同社はヒトの肝臓の細胞で、老化に関わる指標を若い方向へ動かしたとするデータを示しています。 【なぜ節目なのか】 これまで老化研究は「実験室の話」と見られがちでした。そこに製薬大手が資金とパイプラインで後ろ盾につくことは、研究段階から創薬プログラムへ移る分岐点を意味します。ただし、人での治療効果や安全性はこれからの検証課題です。 出典:BioPharma Dive(2026-06-02)、NewLimit公式ブログ ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

www.biopharmadive.com

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·6月11日

体内で遺伝子を編集する世界初の薬、FDAに承認申請が始まる

インテリア・セラピューティクス(Intellia)が、体の中で直接DNAを書き換える「in vivo(生体内)CRISPR治療」として世界で初めて、FDA(米食品医薬品局)へのローリング承認申請を始めました。 【どんな薬か】 lonvo-z(ロンボゼット)は、遺伝性血管性浮腫(HAE)という難病が対象です。HAEは顔やのど、手足などが繰り返し腫れる病気で、のどが腫れると命に関わることもあります。これまでは発作を抑えるため、定期的な投与を続ける必要がありました。 【臨床試験の結果】 第3相試験「HAELO」では、発作の回数が平均で87%減少。患者の62%が試験期間中、発作がまったく起きなかったと報告されています。注射は一度きりです。 【「1回の投与で生涯」という発想】 体内でCRISPRが、発作の引き金になるタンパク質を作る遺伝子を狙って編集します。狙いどおりなら、効果が長く続くと期待されています。 今週イスタンブールで開かれるEAACI(欧州アレルギー学会、6月12〜15日)で追加データが発表される予定です。 ただし「1回で生涯」が本当かは、長期の追跡でこれから確かめられる段階です。承認もまだ審査前です。 出典: CGTLive / Intellia IR(2026年6月) 本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

Lonvo-z Advances Toward Approval as First In Vivo CRISPR Therapy for Hereditary Angioedema | CGTlive®

www.cgtlive.com

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💊新薬開発·Potione編集部·6月8日

iPS細胞の再生医療製品、世界初の承認——心不全「リハート」とパーキンソン病「アムシェプリ」、秋に初移植へ

世界で初めて、iPS細胞からつくった再生医療製品が患者の治療に使われようとしています。日本の2製品が2026年3月6日に承認され、秋にも国内で販売・最初の移植が始まる見通しです。 【どんな2製品か】 ひとつは重い心不全に使う「リハート」。大阪大学発のベンチャー、クオリプスが開発した、iPS細胞から育てた心筋細胞のシートです。胸を開いて心臓の表面に直接貼り付け、弱った心臓の働きを助ける狙いです。 もうひとつはパーキンソン病に使う「アムシェプリ」。住友ファーマが開発した、iPS細胞からつくったドパミン神経のもとになる細胞です。脳の被殻という部分に移植し、不足する神経のはたらきを補います。 【なぜ画期的か】 どちらも「条件・期限付き承認」という、7年間の期限つきで実際の治療を通じて効果を確かめる仕組みでの承認です。iPS細胞由来の製品が実用化されるのは世界で初めてとされます。 【これから】 販売や保険適用の準備が進み、秋に最初の移植が予定されています。一方で治験の症例数はまだ少なく、本当の有効性と長期の安全性はこれからの実際の治療で確かめられます。 出典:時事通信、Science Portal(JST) ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

iPS細胞使用の再生医療製品、国が初めて承認 心不全などで増える選択肢 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

 厚生労働省は3月6日に人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った再生医療2製品の製造販売を条件・期限付きで承認した。重症心不全とパーキンソン病の患者をそれぞれ対象にした製品で、「日本発」のiPS細胞を

scienceportal.jst.go.jp

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💊新薬開発·Potione編集部·6月5日

1回の注射でコレステロールを長期に下げる——リリーの「VERVE-102」、LDL最大62%減

心臓病の予防は「毎日の薬を一生のむ」のが当たり前でした。その常識を覆すかもしれない結果が出ました。米イーライ・リリーの「VERVE-102」が、たった1回の投与で悪玉コレステロール(LDL)を最大62%下げ、18か月続いたと報告されました。 【どんな治療か】 ゲノム編集の一種「ベース編集」(DNAの文字を1つだけ書き換える技術)を、体の中で直接おこなう薬です。肝臓でコレステロールを上げる働きをする「PCSK9」という遺伝子を1回だけ書き換え、効果を持続させる狙いです。 【何がわかったか】 初期段階の臨床で、PCSK9というたんぱくが最大88%、LDLが最大62%減りました。この下げ幅が18か月にわたり保たれたとされ、成果は医学誌NEJMに掲載されました。リリーは2025年に開発元のVerve社を買収しており、今回の前進はその判断を後押しする形です。 【なぜ注目されるか】 毎日の服薬や定期的な注射に代わり、1回で長く効く「打ち切り型」の予防につながる可能性があるためです。 ただし対象人数の多い検証はこれからで、有効性と長期的な安全性は今後の大きな試験で確かめられます。 出典:NEJM、BioPharma Dive ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

www.biopharmadive.com

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·6月4日

ベース編集の治療薬、世界初の承認へ——Beam「BEAM-302」がAATD臨床で本格前進

DNAの文字(塩基)を1つだけ書き換える「ベース編集」(2世代の遺伝子編集技術)を使った治療薬が、承認に向けて大きく前進しました。米Beam Therapeuticsの「BEAM-302」が、アルファ1アンチトリプシン欠乏症(AATD)の患者を対象にした臨床で、病気の原因となる変異を直接なおす初めての成果を示しました。 【AATDとは】 肝臓でつくられるたんぱく質「アルファ1アンチトリプシン」の遺伝子変異により、肺や肝臓がダメージを受ける希少な遺伝性の病気です。 【何が起きたか】 ATS 2026で発表されたデータ(2026年2月10日時点)によると、29人の患者データをもとに最適な用量を60mgに確定。問題となる異常たんぱくが減り、正常なたんぱくが増える傾向が確認されました。Beamは2026年後半に、約50人を追加する本格的な検証段階(pivotalコホート)を始める予定です。 【なぜ注目されるか】 これは病気の根本原因である変異を直接書き換えた初の臨床例とされます。プライム編集に続き、ベース編集(2世代)でも世界初の承認が視野に入ってきました。 まだ検証段階はこれからで、有効性や長期的な安全性は今後より大きな試験で確かめられていきます。 出典:Beam Therapeutics、CRISPR Medicine News ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

News: Beam Therapeutics Reports Clinical Proof-Of-Concept Data for BEAM-302 in Alpha-1 Antitrypsin Deficiency Trial - CRISPR Medicine

Eight months after dosing the first patient with BEAM-302, Beam Therapeutics has shared exciting safety and efficacy data indicating that a base-editing approach could transform treatment for patients with alpha-1 antitrypsin deficiency.

crisprmedicinenews.com

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·6月3日

プライム編集、世界初の承認へ前進——患者わずか2人のデータでFDAに挑むPrime Medicine

DNAを「検索して書き換える」プライム編集(2.5世代の遺伝子編集技術)を使った治療薬が、世界で初めて承認に近づいています。米Prime Medicineの「PM359」が、慢性肉芽腫症(CGD)の患者2人を対象にした第1/2相の初期臨床で有効性と安全性を示しました。 【慢性肉芽腫症(CGD)とは】 免疫細胞が細菌や真菌を殺す力を失う、まれな遺伝性の免疫不全症です。繰り返す重い感染症が命に関わることもあります。原因は、活性酸素をつくるNADPH酸化酵素という仕組みの遺伝子変異です。 【何が起きたか】 論文(NEJM掲載)によると、患者自身の細胞をプライム編集で修正して戻す1回の投与で、最初の患者では30日目にNADPH酸化酵素が正常に働く好中球が66%まで回復しました(15日目は58%)。治療効果が期待できる目安(20%)を大きく上回る水準です。2人目を含む両患者とも好中球が順調に生着し、深刻な副作用は報告されていません。 【なぜ注目されるか】 プライム編集は、David Liu氏らが開発した「検索・置換」型の編集技術。DNAを切らずに狙った箇所を書き換えられるのが特徴です。PM359はRare Pediatric Disease(希少小児疾患)とOrphan Drug(希少疾病用医薬品)の指定を受けており、承認されれば世界初のプライム編集治療薬になります。 まだ患者2人という小規模なデータです。承認の行方や長期的な安全性は、今後のより大きな試験で確かめられていきます。 出典:CRISPR Medicine News、NEJM、BioPharma Dive ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

News: First-Ever Prime-Editing Therapy Shows Safety and Efficacy in Patient With Chronic Granulomatous Disease - CRISPR Medicine

Prime Medicine has reported promising initial clinical data from the first-ever trial of a prime-editing therapeutic candidate, showing that a single dose of PM359 restored NADPH oxidase activity in a patient with chronic granulomatous disease.

crisprmedicinenews.com

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·6月2日

体内で遺伝子を編集する治療、世界で初めて第3相成功(Intellia)

体内で直接、遺伝子を編集する治療がついに臨床第3相で成功しました。Intellia社が発表した、世界初の「インビボ(体内)ゲノム編集」の大規模試験データです。 【どんな治療か】 対象はHAE(遺伝性血管浮腫)という、突然むくみの発作が起きる難病です。lonvo-z(旧NTLA-2002)という薬を点滴で1回投与すると、CRISPRが体内で原因タンパク質をつくる遺伝子をオフにします。患者の細胞を体外で操作するのではなく、体の中で直接編集する点が「世界初」とされる理由です。 【結果】 発作の回数が約87%減少。さらに、投与を受けた患者の62%は、予防薬を使わずに発作ゼロの状態になりました。1回の治療で長く効くことが期待されています。 【今後】 Intellia社は承認申請(ローリングBLA)を開始し、2027年前半の米国での発売を目標としています。日本での展開時期は未定です。 インビボ編集が第3相で結果を出したのは初めてで、他の遺伝病への応用も注目されています。 出典:Intellia Therapeutics(IR、2026年4月27日発表) ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

ir.intelliatx.com

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💊新薬開発·Potione編集部·6月1日

遺伝子の1文字を書き換える薬「BEAM-302」、肺・肝臓を脅かす難病で保護ラインを1年間キープ

ビーム・セラピューティクスのゲノム編集薬「BEAM-302」が、アルファ1アンチトリプシン欠乏症(AATD)という難病で、効果を1年間安定して保ったというデータを発表しました。 【どんな病気なのか】 AATDは生まれつきの遺伝子の変化で、肺と肝臓を守るタンパク質「アルファ1アンチトリプシン(AAT)」が正しく作れなくなる病気です。AATが足りないと肺が壊れやすくなり、異常なタンパク質が肝臓にたまって肝障害も起こします。 【何が起きたのか】 2026年5月、米国胸部学会(ATS 2026)で発表されました。BEAM-302は肝臓の遺伝子の1文字だけを書き換える「ベース編集」で、AATを正しく作れるよう原因そのものを直そうとする薬です。最も高い用量を投与した患者では、肺を守るのに必要とされる目安(11µM)を超えるAATが、12か月間安定して保たれました。 【なぜ注目なのか】 コレステロールを下げる同種の薬が心臓病をねらうのに対し、BEAM-302は肺と肝臓の難病をねらいます。2026年後半には承認をめざす本格的な試験段階に進む予定です。 ただし対象人数はまだ限られ、長期の安全性は今後の大規模試験で確かめる段階です。 【出典】 Beam Therapeutics プレスリリース / GlobeNewswire(2026年5月) ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

investors.beamtx.com

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💊新薬開発·Potione編集部·5月29日

1回の投与でLDLコレステロールが最大62%減 — イーライリリーのゲノム編集薬VERVE-102、初期臨床で成果

イーライリリーが開発するゲノム編集薬「VERVE-102」が、1回の投与で悪玉コレステロール(LDL)を大きく下げる初期臨床の結果を発表しました。NEJMに同時掲載されています。 【何が起きたのか】 2026年5月25日、フェーズ1bの「Heart-2試験」結果が公表されました。35人に1回投与したところ、LDLの産生を促すPCSK9というタンパク質が最大88%減り、LDLは最大62%下がりました。効果は最長18か月続き、治療に関連する重い副作用は報告されていません。 【なぜ注目なのか】 従来の薬は飲み続ける必要がありますが、VERVE-102は肝臓の遺伝子の1文字だけを書き換える「ベース編集」を使い、一度の投与で効果が長く続くことを狙います。CRISPRに続く第2世代ゲノム編集の代表的な成功例として位置づけられています。 ただし対象人数はまだ少なく、長期の安全性は今後の大規模試験で確かめる段階です。 【出典】 BioPharma Dive / NEJM(2026年5月) ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

www.biopharmadive.com

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🛡️予防医学·Potione編集部·5月28日

世界初の「若返り」臨床試験が始動 — Life Biosciences ER-100、視神経疾患の患者登録を開始

【世界初のリプログラミング臨床試験が始動】 Life Biosciences社が開発する「ER-100」が、世界で初めて部分的リプログラミング(細胞の若返り)を人体に試す臨床試験への患者登録を開始しました。対象は失明につながる視神経疾患「LHON(レーバー遺伝性視神経症)」の患者です。 【ER-100とは】 山中伸弥教授がiPS細胞の作製で用いた「山中因子」のうち3つ(OCT4・SOX2・KLF4)を眼に届け、傷ついた網膜神経節細胞を若い状態にリセットすることを目指す遺伝子治療です。動物実験ではマウスやサルの視力が回復したと報告されています。 【なぜ画期的か】 これまで老化を細胞レベルで巻き戻すアプローチは基礎研究に留まっていました。今回はFDAがIND(治験開始申請)を承認し、ヒトで安全性と効果を確かめる段階に入ります。視神経という「閉じた組織」から始めるのは、リスクを限定するための慎重な設計です。 【期待と注意点】 成功すれば、緑内障など他の視神経疾患、さらには他の臓器の老化関連疾患への応用も視野に入ります。ただし臨床試験は始まったばかりで、有効性や安全性が確立されたわけではありません。初期データの公開には数年かかる見込みです。 出典:MIT Technology Review、Life Biosciences公式発表 ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

The first human test of a rejuvenation method will begin “shortly” 

In a bid to treat blindness, Life Biosciences will try out potent cellular reprogramming technology on volunteers.

www.technologyreview.com

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·5月27日

Intellia、HAE第3相「HAELO」成功 — 一回投与で発作87%減、BLAローリング提出へ

【ニュース】 Intellia Therapeutics(米)が、遺伝性血管浮腫(HAE)を対象としたCRISPR治療薬「ネクサガジーン」のグローバル第3相試験「HAELO」で主要評価項目を達成したと発表した。同社は2026年第4四半期から米FDAへのローリングBLA(生物製剤承認申請)を開始する予定。 【何が起きたか】 HAEは、毛細血管から血漿が漏れて顔・喉・腹部などに激しい腫れの発作が起きる希少疾患。今回の試験では、肝臓のKLKB1遺伝子をin vivoでCRISPR編集する一回投与で、月平均の発作回数を約87%減らした(プラセボ比)。投与した60人のうち、観察期間中に発作ゼロを維持した患者が約7割。重い副作用は報告されていない。 【なぜ意義があるか】 これまでHAEの予防治療は、抗体注射や経口薬を定期的に続ける必要があった。一回の点滴で長期的に発作を抑える可能性が示されたのは、CRISPR系治療として2024年承認のCASGEVY(鎌状赤血球症)以来の大きな一歩。「体外で細胞を編集して戻す」CASGEVYと違い、ネクサガジーンは脂質ナノ粒子で薬剤を直接体内に届けるin vivo方式である点も注目される。 【今後】 ローリング提出は2026年Q4開始予定。承認されれば、in vivo CRISPR治療として世界初の承認例になる可能性がある。 ※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療方針は必ず主治医にご相談ください。 出典:Intellia Therapeutics IR(2026-05-27)

ir.intelliatx.com

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·5月26日

プライム編集の治療薬PM359、NEJM正式掲載でCGDプログラム復活へ

Prime Medicineの「PM359」が、世界で初めてプライム編集を人体に投与した臨床試験のデータをNEJMに正式掲載しました。一度は資金難で開発中断が報じられた治療薬が、FDAとの協議を経て再起動するシグナルが出ています。 【PM359とは】 慢性肉芽腫症(CGD、p47phox欠損型)という、免疫細胞が細菌・真菌を殺せなくなる希少な遺伝病が対象。患者自身の造血幹細胞を体外で取り出し、プライム編集で原因変異を直接「検索・置換」してから戻す方式です。CRISPR-Cas9の「切断」やベース編集の「1文字置換」より自由度が高い、いわゆる第2.5世代の編集技術として注目されてきました。 【今回の意味】 NEJM掲載は、論文として正式に査読を通ったこと、つまり世界初のプライム編集治療の有効性・安全性データが医学界の公式記録になったことを意味します。Prime Medicineは2025年に資金繰りの問題でCGDプログラムを縮小すると伝えられていましたが、2026年第1四半期決算でFDAと加速承認の道筋を協議中だと公表。precisionmedicineonlineは「CGD遺伝子編集計画の復活」と報じています。 【参考】 NEJM論文:https://www.nejm.org/doi/abs/10.1056/NEJMoa2509807 Prime Medicine 1Q26決算:https://investors.primemedicine.com/news-releases/news-release-details/prime-medicine-reports-first-quarter-2026-financial-results-and 情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

Prime Editing for p47phox-Deficient Chronic Granulomatous Disease | NEJM

Chronic granulomatous disease (CGD) is a severe monogenic immunodeficiency caused by damaging variants in genes required for microbicidal NADPH oxidase activity. Autosomal recessive p47phox-deficie...

www.nejm.org

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💬総合・雑談·Potione編集部·5月25日

「細胞を若い状態に戻す」初の人体試験、FDAが承認 — Life BiosciencesのER-100

米バイオ企業 Life Biosciences が開発する ER-100 が、FDAから初の人体臨床試験許可を受けました。世界で初めて「部分的リプログラミング(partial reprogramming)」を人に適用する試験です。 【部分的リプログラミングとは】 2012年ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授の「山中因子」を応用した技術。細胞を完全に初期化するのではなく、一部だけリセットして「若い状態の機能」を取り戻すことを目指します。マウス実験では、視神経の再生や老化した組織の機能回復が報告されてきました。 【今回の試験の対象】 対象疾患は NAION(非動脈炎性前部虚血性視神経症)。片眼が突然見えにくくなる病気で、現在は有効な治療法がほぼ存在しません。ER-100は反対の健常な眼に投与し、視神経の細胞を「若い状態」に戻して保護することを狙います。Phase 1は安全性の確認が主目的です。 【なぜ重要か】 これまで老化研究は動物実験中心でした。人体での安全性データが取れれば、老化を「治療対象」として扱う研究全体が次の段階に進みます。一方で、リプログラミングは制御を誤るとがん化リスクがあり、慎重な観察が必要な領域でもあります。 出典: - Lifespan.io (2026年2月) - Fight Aging! (2026年2月) ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

First Human Cellular Reprogramming Trial Cleared by the FDA

Life Biosciences' trial of cellular reprogramming aimed at age-related vision diseases has received a go-ahead from the FDA. We spoke with the company’s CSO.

lifespan.io

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🧬CRISPR・遺伝子治療·Potione編集部·5月22日

世界初のCRISPR治療「CASGEVY」、5年超の追跡データが示した持続性

1回の治療で本当に効果は続くのか。世界初承認のCRISPR治療薬「CASGEVY(カスジェビー)」をめぐる、その問いへの長期的な答えが出てきました。 【CASGEVYとは】 ゲノム編集技術CRISPRを使い、患者自身の血液をつくる細胞を体外で編集してから戻す一度きりの治療です。対象は、強い痛み発作を起こす鎌状赤血球症(SCD)と、生涯にわたり輸血が必要になる輸血依存性βサラセミア(TDT)。2023年末に世界で初めて承認されました。 【長期追跡で見えたこと】 Vertex社が2025年12月の米国血液学会(ASH)で発表した最新データによると、鎌状赤血球症の患者では、治療を受けた人の全員が血管の詰まりによる激しい痛み発作(VOC)を起こさない状態を維持していました。追跡期間は鎌状赤血球症で最長5.5年、βサラセミアで最長6年に及びます。βサラセミアの患者の多くも輸血を必要としない状態が続いていました。 【なぜ注目されるのか】 一度の治療で長期にわたり効果が保たれる可能性が、実際の追跡データで裏づけられた点に意味があります。新しい治療法ほど「効果はいつまで続くのか」が問われますが、年単位の積み重ねがその不安に答えはじめています。 出典:Vertex Pharmaceuticals プレスリリース(2025年12月、ASH 2025) 本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

news.vrtx.com

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