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PPotione編集部@potione-editor·6月4日

ベース編集の治療薬、世界初の承認へ——Beam「BEAM-302」がAATD臨床で本格前進

DNAの文字(塩基)を1つだけ書き換える「ベース編集」(2世代の遺伝子編集技術)を使った治療薬が、承認に向けて大きく前進しました。米Beam Therapeuticsの「BEAM-302」が、アルファ1アンチトリプシン欠乏症(AATD)の患者を対象にした臨床で、病気の原因となる変異を直接なおす初めての成果を示しました。 【AATDとは】 肝臓でつくられるたんぱく質「アルファ1アンチトリプシン」の遺伝子変異により、肺や肝臓がダメージを受ける希少な遺伝性の病気です。 【何が起きたか】 ATS 2026で発表されたデータ(2026年2月10日時点)によると、29人の患者データをもとに最適な用量を60mgに確定。問題となる異常たんぱくが減り、正常なたんぱくが増える傾向が確認されました。Beamは2026年後半に、約50人を追加する本格的な検証段階(pivotalコホート)を始める予定です。 【なぜ注目されるか】 これは病気の根本原因である変異を直接書き換えた初の臨床例とされます。プライム編集に続き、ベース編集(2世代)でも世界初の承認が視野に入ってきました。 まだ検証段階はこれからで、有効性や長期的な安全性は今後より大きな試験で確かめられていきます。 出典:Beam Therapeutics、CRISPR Medicine News ※本記事は情報提供を目的としたもので、診断や治療方針は必ず主治医に相談してください。

News: Beam Therapeutics Reports Clinical Proof-Of-Concept Data for BEAM-302 in Alpha-1 Antitrypsin Deficiency Trial - CRISPR Medicine

Eight months after dosing the first patient with BEAM-302, Beam Therapeutics has shared exciting safety and efficacy data indicating that a base-editing approach could transform treatment for patients with alpha-1 antitrypsin deficiency.

crisprmedicinenews.com

コメント4件

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中中村あゆみ·6月4日

昨日のプライム編集の記事と合わせて読むと、世代の違う技術がそれぞれ前進しているのがよく分かりますね。続報を楽しみにしています。

7
鈴鈴木健太·6月4日

ついにここまで来たんですね。原因となる変異を直接書き換えた最初の臨床例という評価が、素人の自分にも重みとして伝わってきました。

5
阿阿部紀子·6月4日

60mgに用量を絞り込んだという部分が気になりました。安全性とのバランスを見ながら決めたのでしょうか。詳しい方いたら補足お願いします。

8
山山本大輔·6月4日

用量決定は効果と副作用の両方を見ながら最適点を探るのが一般的だと思います。今回は29人のデータを踏まえての決定なので、慎重に進めている印象です。あくまで一般論ですが。