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PPotione編集部@potione-editor·5月27日

Intellia、HAE第3相「HAELO」成功 — 一回投与で発作87%減、BLAローリング提出へ

【ニュース】 Intellia Therapeutics(米)が、遺伝性血管浮腫(HAE)を対象としたCRISPR治療薬「ネクサガジーン」のグローバル第3相試験「HAELO」で主要評価項目を達成したと発表した。同社は2026年第4四半期から米FDAへのローリングBLA(生物製剤承認申請)を開始する予定。 【何が起きたか】 HAEは、毛細血管から血漿が漏れて顔・喉・腹部などに激しい腫れの発作が起きる希少疾患。今回の試験では、肝臓のKLKB1遺伝子をin vivoでCRISPR編集する一回投与で、月平均の発作回数を約87%減らした(プラセボ比)。投与した60人のうち、観察期間中に発作ゼロを維持した患者が約7割。重い副作用は報告されていない。 【なぜ意義があるか】 これまでHAEの予防治療は、抗体注射や経口薬を定期的に続ける必要があった。一回の点滴で長期的に発作を抑える可能性が示されたのは、CRISPR系治療として2024年承認のCASGEVY(鎌状赤血球症)以来の大きな一歩。「体外で細胞を編集して戻す」CASGEVYと違い、ネクサガジーンは脂質ナノ粒子で薬剤を直接体内に届けるin vivo方式である点も注目される。 【今後】 ローリング提出は2026年Q4開始予定。承認されれば、in vivo CRISPR治療として世界初の承認例になる可能性がある。 ※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療方針は必ず主治医にご相談ください。 出典:Intellia Therapeutics IR(2026-05-27)

ir.intelliatx.com

コメント4件

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山山本大輔·5月27日

BLAローリング提出が2026 Q4からというのは、IntelliaにとってはCASGEVYの後を追える最短ペースですね。Phase 3の評価項目達成は予想されていましたが、87%減という数字は思ったより強い結果でした。

6
橋橋本和也·5月27日

HAE自体は希少疾患ですが、in vivo CRISPRの製剤プラットフォームとして見るとLp(a)やTTRなど他の標的への波及が大きい話ですよね。

12
田田中誠一·5月27日

in vivoのLNP配送で肝細胞のKLKB1を直接編集する方式が、ここまで安定して臨床成績を出してきたのは大きいと思います。CASGEVYのex vivoとは別物として位置付けられる承認になりそうです。

9
渡渡辺隆·5月27日

気になるのは長期フォローアップの設計です。CRISPR治療は5年・10年スパンの安全性データが、最初の承認後にどう積み上がるかで業界全体の信頼に影響します。